17.02.2023
Introduction
防災教育旅行として県内を訪れている台湾の高校生と大学生が3日は南三陸町で震災の教訓を学んだ。
台湾の高校生と大学生24人は、気仙沼・本吉地区での震災被害や消防の活動状況について当時の署員から説明を受けた。
震災当時は気仙沼消防署の署員
「こちら(気仙沼防災センターの)車庫なんですけども、消防車を全部出してここにも避難民を収容するしかなかった」
このあと南三陸消防署を訪れた一行は敷地内に設置された慰霊碑に黙とうを捧げた。気仙沼・本吉地区での消防署員の殉職者は10人に上る。
一行を受け入れた県では、台湾と仙台の直行便が再開したこともあり、今後も積極的に防災教育旅行を受け入れたいと話していた。